阪大応物も、昭和38年4月の創設以来、すでに55年の年月を経て、現在に至っています。阪大応物同窓会の世話人の間で、応物の教官による思い出や思い入れ、秘話を語っていただくという企画が検討され、2018年の総会で、筆者がその担当に指名されました。検討の結果、現在の応物の枠組みの基礎である10講座となった吹田キャンパス移転当時【同窓会だよりNo.6,(1988年)に一岡先生の記事がある】の各講座を単位として、代表的な教官に、思い出や思い入れ、秘話を順次(年に1〜2報)語っていただくことと致しました。執筆依頼は、ご退官の順とし、掲載は入稿順といたしました。阪大応物も、その源である大阪帝国大学工学部応用理学教室からは、すでに85年を経ています。阪大応物の歴史が、その秘話を含めて同窓会だよりに記録され、同窓会員の間で引き継がれることを願っています。
(同窓会だよりNo.41(2019年3月25日発行)より、一部修正) |